日本人は、着物を着る際に下駄をはいていましたが、日常的に和服を着る人が少なくなってきて、下駄ばきは「ダサイ」という風潮が広まったこともあり、下駄をはく人も少なくなってきました。
しかし、近年になって、健康的という観点で下駄が見直され始め、デザイン性の高いおしゃれな下駄も出現し、下駄が再び注目を浴びるようになってきました。
では、下駄の一体どこが健康的なのでしょう?機能性という観点は、もちろん、反射区という視点からも説明してみたいと思います。
【 下駄が健康に良いと思われる理由 】
● 機能的なメリット
1、 足を締め付けない。
2、 身体の姿勢を矯正する。
3、 通気性が良いので、水虫の予防になる。
4、 歩行時に足指や足首をしっかり使うのでミルキングアクションの促進となる。
5、 アーチが形成され、偏平足の予防になる。
● 反射区という視点でみると
1、 首の反射区が刺激され、首のこり解消。
2、 頭部の反射区が刺激され、認知症予防。
3、 土踏まずの刺激で胃腸の働きを調える。