足にかかわる言葉を読み解くと、健康の秘訣が分かることがあります。
足という字を使うことわざや格言から健康について考えてみましょう。
◆ 足は第2の心臓
心臓は、そのポンプの様な作用で、血液を全身に届ける役目をしています。血液は、全身に届けられることで身体の隅々に酸素や栄養が供給されます。心臓から遠い位置にある足の血液は、足の筋肉が、心臓と同じようにポンプの作用を果たすことで、心臓に送り返されます。
血液循環を促進する上で、足は第二の心臓の役目を果たしています。
◆ 老化は足から
足の筋肉や神経の働きが低下すると、歩くのが億劫になってきたり、足首やひざなどの関節に問題が起き、転倒しやすくなります。健脚がいつまでも元気で長生き(健康寿命を延ばす)のキーポイントとなります。
◆ 頭寒足熱
健康は人というのは、温かい足をしていて頭は常にクールです。逆に血が頭に上り、足が冷えている人は健康とは言えません。上半身の力が抜けて、下半身がどっしりしているという「上虚下実」が理想です。
常に足裏に重心を感じて、足腰を鍛え、下半身の血液循環を良くしておくということが、寝たきりの防止(介護予防)になり、健康寿命を伸ばしていくことにもつながると思います。
さあ!足もみ健康法、今日からでも始めませんか?